「保険診療」で治療した歯に
お悩みではありませんか?
誰もが手頃な費用で医療を受けられる『健康保険』は
素晴らしい仕組みですが、できることに限界があります。
- 虫歯の再発リスクが高い「銀歯」
- 銀歯が引き起こす「金属アレルギー」
- プラスチックの歯の「変色」
こうした問題は、
自費診療によって解決できる場合があります。
「保険診療」でできることには限界があります
日本の「健康保険制度」は、経済的な負担を抑えながら誰もが平等に医療を受けることができる、非常に優れた仕組みです。しかし、歯科医療においては、使用可能な材料や治療方法、さらには治療に費やせる時間に一定の制約が設けられています。
これらの制約のもとで行われる治療には限界があり、その結果として、将来的には以下のような問題が発生する可能性があります。
- 虫歯が「再発」する
- 銀歯による「金属アレルギー」が起こる
- プラスチックの歯の「変色」が起こる
それぞれの問題の詳細と対策は以下のとおりです。
虫歯が「再発」する
保険診療の虫歯治療では、虫歯を削った後に「銀歯」と呼ばれる詰め物や被せ物を歯に装着します。この被せ物は、歯との間に隙間ができないよう、精密に装着することが求められます。しかしながら、銀歯には構造上の限界があり、時間の経過とともに劣化し、隙間が生じることがあります。
この隙間から食べカスや虫歯菌が入り込み、再び虫歯を引き起こすリスクがあります。銀歯の内部は歯ブラシの毛先が届かないため虫歯が進行しやすく、気付いたときにはかなり悪化しているケースも少なくありません。
「再発したらまた治療すればいい」とお考えの方もいらっしゃいますが、それは決して簡単な話ではありません。虫歯を繰り返し削って治療を続けていくうちに、健康な歯の部分はどんどん減少してしまいます。そして最終的には、削る場所がなくなり、抜歯を余儀なくされることもあります。
再発を防ぐ「自費」の虫歯治療
歯と詰め物・被せ物の間に隙間がなければ、虫歯の再発リスクを大幅に低減することができます。これを実現するためには、以下の要素が必要です。
- 精度の高い治療
- 削った部分を隙間なく埋める高品質な薬剤
- 精密に作られたセラミック素材の被せ物
- これらを可能にする十分な治療時間
これらは自費診療であれば可能です。
当院の自費診療を支える精密機器や、使用している材料についてご紹介します。
マイクロスコープ/高倍率ルーペ
「マイクロスコープ」や「高倍率ルーペ」は、歯科治療専用の拡大鏡で、患部を数倍から数十倍に拡大して観察することが可能です。この拡大機能により、肉眼では見えない細かな部分まで確認できるため、治療の精度が格段に向上します。
MTAセメント
削った部分を埋めるための薬剤で、硬化する際にわずかに膨張する特性を持っています。この性質により、削った部分を隙間なく緊密に埋めることが可能です。また、殺菌効果を備えているため、虫歯菌の繁殖を抑える働きもあります。さらに、非常に硬くなることで歯を補強し、耐久性を高める効果も期待できます。
銀歯による「金属アレルギー」
肌に湿疹ができたり、指先の皮がむけてボロボロになったりする症状、さらには口内炎や肩こりなどの不調がある場合、それらはお口の中にある「銀歯」が原因の金属アレルギーによるものかもしれません。
金属アレルギーは一般的に指輪やブレスレットなどのアクセサリーが原因と考えられがちですが、実際には銀歯から溶け出す金属イオンが体内に吸収され、全身に影響を及ぼすことがあります。銀歯を取り除くことで、これらの症状が改善するケースは少なくありません。
さらに、銀歯から流出する金属イオンが原因で歯茎が黒ずむ「ブラックライン」と呼ばれる現象が起きることもあります。これは特に金属を使用したクラウンや詰め物で見られる問題で、審美性だけでなく健康面にも影響を及ぼす可能性があります。
当院では、金属アレルギーを引き起こす心配がない、かつ審美性と機能性に優れた素材を取り揃えています。
ジルコニアセラミック
ジルコニアセラミックは、内側にジルコニア、外側にセラミックを組み合わせた構造で、セラミック系素材の中でも特に優れた審美性と耐久性を誇ります。ジルコニアの高い強度により、食いしばりが強い方でも安心して使用できる耐久性を備えています。また、外側のセラミック層が自然な透明感と白さを生み出し、天然歯に近い美しい仕上がりを実現します。
さらに、この素材は金属を一切含まないため、金属イオンが体内に流入するリスクがなく、金属アレルギーの心配もありません。
オールセラミック
天然歯のような自然な色合いと高い強度を持つ素材として知られるセラミック系材料は、ジルコニアセラミックと比較するとやや強度は劣るものの、非常に体に優しい特性を備えています。
これらの他にも、歯科治療にはさまざまな素材が利用されています。それぞれの素材には特徴やメリットがあり、患者さんの状態やニーズに応じて最適な選択肢をご提案いたします。詳しい情報やご相談については、ぜひお問い合わせください。